以前苦しんでDuolingo English Testを受験し、スコアを取得しました。このテストがTOEICと比較するとどのくらいなのか興味を持ちましたので、比較してみました。
Duolingo English TestのスコアをTOEICのスコアを直接比較することはできないので、Duoligo⇔TOEFL iBTという換算を一回かましてから、TOEFL iBT⇔TOEICという換算を行っています。
あくまで参考値程度です。
Duolingoの公式サイトでは、Duolingo English TestとTOEFL iBTのスコア換算表が示されているため、それをもとに換算した結果となります。
TOEFL iBTとTOEICのスコアについては過去にETS公式に記載されていた値をもとにした換算値です。
各試験の難易度比較
ちなみに換算値をもとに難易度を考えると、TOEIC << Duolingo < TOEFL iBTという順で難しくなるかと思います。 TOEICは比較的高得点が取りやすいですが、TOEFL iBTはかなり英語力がないと高得点を取るのは厳しいのではないかと思います。 Duolingoは両試験の中間に位置するイメージです。 この3つの試験の中であれば、難易度が比較的低いのはTOEICです。必要とされる語彙力が違います。
換算表
換算表を以下に記載しました。
DuolingoとTOFEL iBTのスコアは公式に記載されているので、そこまで乖離した数値ではないかと思います。
ただ、Duolingoの方が若干スコアが出やすいような気がします。(個人的感想です。私自身Duolingoで105点を取りましたが、多分TOEFLで80点も取れないです。)
また、先ほど書きましたが、TOEFL iBTとTOEICのスコアについては過去にETS公式に記載されていた値をもとにした数値でして、現在この換算が正しいとは言えません。
おそらく、TOEICの点数はやや高めに算出されるはずです。TOFEL iBTで100点は一定のラインとされていまして、このラインを越えてくるとある程度の英語力が担保されると思いますが、TOEICだとこれが880点になっています。
TOEFL iBTで100点取れるなら、TOEICはもっと取れるはず(幅はあるとは思いますが、950点とか取れても不思議ではない。)。
逆に言えば、TOEICを頑張って勉強した人がTOEICで880点を取ったとして、TOEFL iBTを受けても100点取るのは結構きついのではないかと思います。
Duolingo | TOEFL iBT | TOEIC |
---|---|---|
150-160 | 120 | 990+ |
145 | 119 | 990+ |
140 | 118 | 990+ |
140 | 117 | 990+ |
140 | 116 | 990+ |
135 | 114-115 | 990+ |
135 | 113 | 990+ |
130 | 111-112 | 990 |
130 | 110 | 980 |
130 | 109 | 965 |
125-130 | 106-108 | 950 |
125 | 105 | 925 |
125 | 103-104 | 910 |
120 | 101-102 | 900 |
120 | 100 | 880 |
120 | 98-99 | 865 |
115-120 | 96-97 | 850 |
115 | 94-95 | 836 |
115 | 92-93 | 820 |
110 | 90-91 | 805 |
110 | 88-89 | 800 |
110 | 86-87 | 780 |
105-110 | 84-85 | 770 |
105 | 83 | 750 |
105 | 81-82 | 740 |
100-105 | 79-80 | 730 |
100 | 77-78 | 720 |
100 | 76 | 700 |
100 | 74-75 | 690 |
95 | 72-73 | 680 |
95 | 71 | 665 |
95 | 69-70 | 650 |
95 | 68 | 645 |
90 | 66-67 | 635 |
90 | 65 | 625 |
90 | 64 | 610 |
90 | 62-63 | 600 |
85 | 61 | 590 |
85 | 59-60 | 580 |
85 | 58 | 565 |
85 | 57 | 550 |
85 | 56 | 540 |
80 | 54-55 | 530 |
80 | 53 | 520 |
80 | 52 | 500 |
80 | 51 | 490 |
75-80 | 49-50 | 480 |
75 | 48 | 470 |
75 | 47 | 460 |
75 | 45-46 | 445 |
75 | 44 | 435 |
70 | 43 | 420 |
70 | 41-42 | 410 |
70 | 40 | 400 |
70 | 39 | 385 |
70 | 38 | 370 |
65 | 36-37 | 350 |
65 | 35 | 345 |
65 | 34 | 330 |
65 | 33 | 315 |
65 | 32 | 300 |
60 | 30-31 | 290 |
60 | 29 | 270 |
60 | 28 | 260 |
60 | 26-27 | 250 |
55 | 25 | 230 |
55 | 24 | 215 |
55 | 23 | 200 |
55 | 22 | 180 |
55 | 21 | 160 |
50-55 | 19-20 | 150 |
50 | 18 | 130 |
50 | 17 | 110 |
50 | 16 | 100 |
50 | 15 | 80 |
50 | 14 | 60 |
45 | 13 | 50 |
0-45 | 0-12 | 50- |
換算表の感想
全体的にTOEIC iBTのスコアが他の試験と比較すると低めに換算されるようになっているように見えます。
特にTOEICとTOEFL iBTでは点数の相関が弱いと思われます。
以前、ETSではTOEFL iBTとTOEICの換算式を公開していましたが、現在公表していない理由はこの辺にあるのかなと。
私のDuolingoとTOEICのスコアの比較
ちなみにDuolingoとTOEICをスコアで比較するとどの程度になるか、検証しました。いずれも、私が受験した結果です。
6月に取得した私のDoulingoのスコアは105でした。
一方、9月に取得したTOEICのスコアは845でした。
Duolingoで100点くらいであれば、TOEICは800点を超える程度でしょうか。
換算表と見比べるとちょっと差があるかなという感じです。
ただ、TOEIC(L&R)にはSpeakingとWritingがないので、Duolingoのスコアからしてアウトプットが絶望的にできないことを考えると、妥当なのかもしれませんね。
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