Duolingo English Testの対策法について考えてみました。
この試験を受ける人なら、アプリ版「Duolingo」が対策に役立つのではないかと思う人もいるかと思います。
ですが、このアプリはDuolingo English Testの対策向きではないです。詳しくは後述します。
ちなみに、Duolingo English TestはReadingやListeningだけでなく、SpeakingやWritingがあります。
英語対策というと、真っ先にReadingが思い浮かぶと思いますが、この試験についてはReadingの優先順位はかなり低いです。
むしろ、SpeakingやWritingなどアウトプットの練習の方が大事ですので、慣れていない方はアウトプットをするという試験対策を行ってから受験するのがよいと思います。
どんな教材を使用するのがよい?
一般の教材でDuolingoの試験対策を謳ったものは現在販売されておりません。
したがって、既存の教材で対策することになると思います。
ちなみにDuolingoという語学アプリも配信されておりまして、試しに使ってみましたが、レベルがあまり高くなく、試験の対策に耐えうるものではないと思いました。

ちなみにアプリ版「Duolingo」のレベルがどの程度のものかというと、次のようなレベルです。
中学校の英語の問題集くらいのレベルでしょうか。
コースの最後問題でこの程度なので、Duolingoの試験対策にはまるで役に立ちません。
(脱線しますが、アプリ版「Duolingo」の私なりのオススメな使い方は英語以外の言語を学ぶことです。私は最近Duolingoでドイツ語を勉強しているのですが、結構いいです。1日5分程度Duolingoで勉強しているだけですが、ドイツ語検定5級くらいなら取れるかも(笑))
前述のとおり、Duolingo English TestではReading、Listening、Speaking、Writingと幅広いスキルが求められるので、それぞれに合った対策が必要になると思います。
そこで、それぞれの問題形式について対策方法をピックアップしました。
どんな対策がよい?
語彙
語彙については、正解していくとかなり難度が上がります。難しい単語も結構出ますので、TOEIC用の単語帳では圧倒的に語彙力不足です。
TOEFL用の単語帳がよいと思われます。TOEFL用の単語帳ですと、以下の2冊が有名どころです。
レベルの高い単語も登場しますので、時間のあるかたは必須英単語5600の方をおすすめします。
Reading
Readingについては、読解のスピードは全く求められません。
英単語の穴埋めをする方式ですので、こちらも完全に語彙力に依存すると思います。
したがって、Readingの対策は優先度が低いと思われます。
Readingの対策をする時間を作るなら、単語帳を開いて単語を覚える方が効率がよいと思います。
Listening
Listeningは長文を読まれるとタイピングが追い付きません。読まれた英文をタイピングするディクテーションの形式なので。
頭の中で聞き取ったことを再生しながらタイピングする必要があります。
音源+スクリプトがあれば、練習できますので、あえて教材を購入する必要はないかとも思われますが、集中して練習したい場合には、以下のようなディクテーション向けの書籍を利用するのがオススメです。
Speaking
Speakingについては、大きく2種類の形式があります。
写真を見てそれを描写する形式とあるお題に対して英語で話すという形式です。
写真を見てそれを描写する練習はTOEICのPart1の写真を活用するといいと思います。
DuolingoもTOEICと似たような雰囲気の写真が登場します。TOEIC問題集のPart1の写真を順番に見て、30秒程度で口頭で描写すると練習になります。
写真を描写するだけなので、適当に画像検索してでてきた写真を描写するのでもいいとは思います。
あるお題に対して英語で話すという練習はTOEFL iBTのスピーキング対策本が効率がよいと思います。
また、使えるフレーズをいくつか覚えておくと、より高い得点が目指せると思います。
ライティングの練習にもなるはずです。
Writingがあるため、そちらの対策をするのが効率がよいのではないかと思います。
Writing
WritingについてもSpeakingと同じような形式です。
したがって、Writingの練習もSpeakingの練習と同じようにやるといいと思います。
まとめ
ということで、Duolingo English Testの試験対策方法についてまとめてみました。
アプリ版「Duoligno」はレベルが高くなく、Duolingo English Testの対策には向きません。
TOEFL iBT向けの勉強が教材も多いし、アウトプットの練習もできるのでよいと思います。
時間がない場合には勉強する範囲を絞るといいと思います。
私のお勧めはSpeakingとWritingの対策です。
特にSpeakingとWritingの形式になれていない場合は、面食らうと思いますので、対策をしっかりすると得点も上がると思います。

コメント