本記事では、複数のUnifyingレシーバーを活用する方法について紹介します。
LogicoolのUnifying対応のマウスやキーボードを使っていて、Unyifyingレシーバーが余ったしまった人なら、一度は考えたことがあると思います。
Unifying対応のデバイスを使用していると、段々とレシーバーが貯まっていきますよね。
1つのレシーバーに複数のデバイスをペアリングできるのはいいけど、レシーバーが余る。
そこで、サブのPCを使っている方なら次のように考えると思います。
複数のUnifyingレシーバーを複数のPCに挿したまま、同じマウスを共有できないのか?と。
レシーバーをいちいち挿し直すのも面倒だし、余っているレシーバーをサブPCに挿したままに出来たら便利ですよね。
私もそう思い、色々試してみました。
結論から言うと、余っているレシーバーを上記のように活用するかできるかどうかは、マウスやキーボードの種類によって変わります。
私の所有しているM325とK275ではどうか?
そんなわけで試してみました。
結論としては、できないこともないが、ちょっと面倒でした。(2つのレシーバーを挿したまま、2台のPCで使うには毎回ペアリングし直さないといけない。)
また、物によってはいちいちペアリングし直す必要のないUnifying対応デバイスもあることがわかりました。
詳細は以下をお読みください。
まず、メインPCのUnifying対応レシーバーにマウス(M325)とキーボード(K275)をペアリングさせます。
その後、サブPCに余っているUnifying対応レシーバーに同様にペアリングさせようとしたら、、、自動ではできませんでした。
Unifyingソフトウェアを手動で開いて、マウスをペアリングさせるため、電源をオフにして待つ。
なにも起こらない。どうもマウスがメインPCと接続された状態だと新しくペアリングすることはできないようでした。
メインPCのレシーバーを取り外したところ、サブPCとのペアリングが完了しました。
その後、メインPCでマウスとキーボードを使用したところ、、、使えませんでした・・・。メインPCはデスクトップのため、全く動かせなくなりました。
仕方がないので、サブPCのレシーバーを外してメインPCに挿したところ接続でき、動かせました。
私の所有しているM325とK275では複数のレシーバーに対応させることはできないということがわかりました。
なお、以下に追記しましたが、キーボードもしくはマウス操作のみで再ペアリングが可能であれば、ペアリングし直すことで対応させることは可能です。
複数のレシーバーで「同時に」ペアリングすることは不可能ですが、毎回ペアリングする手間を惜しまなければ、異なるレシーバーを違うPCに挿したまま使用することはできなくありません。
再ペアリングで複数レシーバーを挿したままマウスを使う
(2020/11/08追記)
マウスだけペアリングするときの話になりますが、追記しました。(キーボードのみのペアリングはマウス操作が可能であれば、特に問題なくできると思います。)
ちなみに、この方法は、キーボードとマウスがどちらもペアリングできておらず、PCを全く動かせないときには採用できません。
LogicoolのUnifyingソフトウェアをキーボードだけで開くことができれば、再ペアリングをしなおすことで、レシーバーをそれぞれのPCに挿したまま使用できるということがわかりました。(もちろん、ノートPCであればタッチパッドを使ってペアリングできます。)
毎回ペアリングするのは面倒ですが、一つの方法として考えることができると思います。
具体的には「Windows」キーを押すと、検索入力欄にカーソルが合いますが、ここにLogicoolと入力すれば、ペアリング用のソフトウェアである「Logicool Unifying ソフトウェア」が表示されますので、これを選択してソフトウェアを立ち上げることができます。
あとは、「Tab」キーと「Enter」キーを使いながら、セットアップすればキーボードだけで再ペアリングが可能です。
しかし、キーボードとマウスを同時にペアリングする必要がある場合にはこの方法は採れませんし、いちいち、再ペアリングさせるのは面倒くさかったりもします。
そんな場合に使える複数PCに対応可能なデバイスを紹介します。
複数のPCに対応させることができる機能を持つデバイス
LogicoolのUnifying対応レシーバーを用いて、複数のPCに対応させることができる機能を持つデバイスもいくつか存在します。
M585は複数のPCに登録することのできる機能を持つマウスです。これがあれば、レシーバーのペアリングをいちいち解除することなく、2つのレシーバーを2台のPCに挿したまま、ボタン一つで切り替えることができます。
Easy-Switch機能
その他にも複数のPCに対応させることができる機能である「Easy-Switch」を有すデバイスであれば、複数レシーバーへ対応させることができるようになります。
Easy-Switch機能は同時に3つのレシーバーに対応させることができます。
マウスであれば、MX1600sがEasy-Switch対応です。
キーボードであれば持ち運びやすい小型のK380やデスクトップ用として使うのであればK780がEasy-Switch対応です。
まとめ
余ってるレシーバーを活用したい、かつ、複数PCでマウスやキーボードを共有したいけど切り替えを便利にしたい、と思っている場合には、マルチデバイス対応のデバイスを使うと、非常に便利になります。
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