アイネックスのUHSⅡ対応の内臓カードリーダーAK-ICR-27を導入したので、レビューします。
AK-ICR-27はUHSⅡ対応の内臓カードリーダーで、SDカード、microSDの他、ソニーのメモリースティックやメモリースティックデュオ、コンパクトフラッシュなどにも対応しています。
UHSⅡに対応している内蔵型のカードリーダーは種類が少ないので、導入を検討している人は選択肢の一つに必ず入ってくると思います。
注意すべきこと
導入する際に注意するべきなのは、以下の二つです。
・フロントに3.5インチベイの空があること
ちなみに私のPCにはいずれもありませんでしたので、以下のパーツを揃えました。
USB3.0ポート⇒USB3.0ピンヘッダへの変換ケーブル
USB3.0のポートが二つ余っていれば、USB3.0のピンヘッダ(オス)に変換することが可能です。
BULLET社の「CUSB10」というケーブルを使います。
USB3.0のピンヘッダ不足に悩む方は多いと思うので、便利なケーブルだと思います。
その他にも、USB3.0のピンヘッダを増設する方法はあります。
3.5インチベイ⇒5.25インチベイへの変換マウンタ
通常ATXのマザーボードを入れるPCケースだと、5.25インチベイが搭載されていることが多いと思います。
その場合には次のような変換マウンタを使います。前面のパネルはプラスチック製ですが、本体部は金属製なのでかなりしっかりした作りだと思います。
私が所有しているPCケースのfractal designのDefine R5についても、5.25インチベイでした。
上は光学ドライブを入れていて、下のマウンタはずっと空いている状況だったので、カードリーダーを載せられてよかったです。
概要
UHS-II対応のUSB 3.0マルチメモリーカードリーダーとUSB 3.0ポートを1つにしたフロントパネルで、UHS-II (バススピード312MB/s) 対応SDカードの読み書きが可能です。
外箱は次のような形です。パッケージを見てもわかるように中国の電子機器メーカーであるAkasaが製造している製品です。
中には、本体の他、固定用のネジと説明書が入っていました。
説明書は特に重要なことは書いていませんが、日本語の記載もあるので安心できます。
導入手順
まずは、別途購入した変換マウンタに固定していきます。
付属していたネジを4つ使い、4点で固定することができます。
コードを先に内側に入れてから、マウンタごと入れていきます。
想像以上にかなりぴったりした感じで入りました。PCケースとの色の差も特に感じず、違和感がなくてよかったです。
後は、側面からPCケースに付属していたネジで固定し、完了です。
前面のパネルが面一になるように、若干手前に引きだしたので、ネジ穴が一部合わず、2点留めです。(ピンボケですが・・・)
最後に背面のUSB3.0ポートにUSB3.0のピンヘッダへの変換ケーブルを刺して、PC内に引き込んでカードリーダーからのケーブルを差し込んで終了です。
メモリーカードを差し込むと、読み書き時にLEDが付きます。
使ってみた
試しにmicroSDを差し込んで使ってみました。
UHSⅡ対応のカードはまだ持っていないので、ちょっと物足りないですが。。。
Sandiskのclass2です。10年以上前なのでめちゃくちゃ遅いですね。書き込み2MB/s以上なので、規格は満たしてます。
東芝のclass4です。こちらも書き込み4MB/s以上なので、問題なし。
Transendのclass10、UHSⅠです。書き込み10MB/s以上なので、十分ですね。
SamsungのUHSⅠのクラス3です。こちらも規格は書き込み30MB/s以上なので、十分ですね。
ちなみにこのmicroSDはAmazonから購入できます。
lass10 UHS-I U3対応の128GBのmicroSDが3000円未満で購入可能です(2019年6月時点)。
まとめ
UHSⅡ対応の内臓カードリーダーとしては、そんなに選択肢はありませんし、この製品は満足いく製品です。
現時点ではUHSⅡ対応のカードは少ないと思いますが、将来的にUHSⅡ対応のカードも増えていきますし、値段も下がってくると思うので、前もって新しいカードリーダーを設置しておくことはお勧めです。
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