この記事では、レイルヨーロッパのサイトで注文したジャーマンレイルパスの中身を紹介します。
ジャーマンレイルパスって何?
ジャーマンレイルパスはドイツを鉄道で旅行する際に、とっても便利でおトクな鉄道パスです。
DB(ドイツ鉄道)が発行しており、このパスがあればDB全線に乗り放題です。
ドイツの新幹線といわれるICE(インターシティエクスプレス)から、大都市近郊電車のSバーンもカバーしています。
中身をレビュー
ジャーマンレイルパスは佐川急便で送られてきます。
注文してどれくらいで届くのか、ということについては以下の記事に書いてあります。
ちなみに中身は?
封筒の中身ですが、「RAILEUROPE」という小さな封筒と一枚の書類が入ってました
書類は、購入いただきましてありがとうございます、といったよくあるものです。利用方法や不明点があったら、確認メールからのリンクを見ろ、という旨の記載がありました。
内容物
封筒を開くと、ジャーマンレイルパスがホチキス留めされたパンフレットが入っていました。
これを開くと、念願のジャーマンレイルパスが入っていました。
パスは3枚つづりになっています。
パスの一枚目
一枚目には、使用期間が記載され、その下には日付を記入する欄があります。
また、サインの欄とバリデーションのスタンプを押す欄があります。バリデーションは11ヶ月以内の間に行わなければならない、と記載されています。
パスの二枚目
パスの二枚目は「CONTROL VOUCHER」というものです。これがなければ、一枚目のパスは有効になりません、という記載があります。
また、パスの最下部には次のような記載があります。
・ジャーマンレイルパス(ツイン/セーバー)は2人が同伴する必要があります。
・パスに記載された名前の者のみ使用することができます。
バリデーション(開始日の証明)が必要ということが書かれてあります。レイルヨーロッパでジャーマンレイルパスを注文した場合には窓口でバリデーションが必要です。
パスの三枚目
パスの三枚目は長々と文章が綴られています。
パスの三枚目は、パスの説明です。
ジャーマンレイルパスがあれば、ドイツだけでなく、ベルギーのブリュッセル、オーストリアのインスブルック、イタリアのヴェネツィア、チェコのプラハ、デンマークのコペンハーゲンなどへ向かうときも使用できます。
・ドイツにおけるDBが運航する電車で有効です。(ザルツブルク中央駅、バーゼルバッシャー駅を含む)
・他国の特定の都市におけるDBが運航するICE/ECで有効です。(ブリュッセル、インスブルック、ベローナ、ボローニャ、ヴェネツィア)
・他国の特定の都市におけるDBが運航するICバスで有効です。(プラハ、コペンハーゲン、ミラノ)
・Autozug(自動車付夜行列車)には使用できません。
・ヨーロッパ、ロシア連邦、トルコの国民は使用できません。
・ジャーマンレイルパス(ツイン/セーバー)は2名同伴時のみ有効です。
・パスは11カ月以内にバリデードする必要があります。
・パスの使用開始時には、乗車前にバリデードする必要があり、チケットの所定の箇所に日付を記入する必要があります。
・パスの保有者は、ICEスプリンターを含む高速列車などの特急料金の支払いが免除されます。
・予約必須の寝台車の利用は保証されません。
・旅客輸送は、ドイツにおける公共法規とDBの一般および特定規則に基づいて実施されます。
・パンフレットの一般的なご利用条件を参照してください。
・返金・交換には手数料が課せられます。
まとめ
注意書きは色々と書いてありましたが、一番重要なのは「使用前にDBの窓口でバリデーションを済ませておくこと」ですかね。
ちなみにドイツ国外からドイツへ入国する場合には、車掌にバリデードしてもらうことになるようです。
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