この記事では、EU4におけるカスティーリャの攻略情報をまとめています。(2019年6月時点:Ver1.28.3)
AARではないので、悪しからず。自分がプレイしながら分かったことを更新していく予定です。
ちなみにAARも執筆中です。

カスティーリャ王国の特徴
1444年当時、カスティーリャ王国はイベリア半島における最大の国でした。東にはアラゴン、西にはポルトガル、南にはグラナダ、北にはイングランドの大陸領土と接しています。初心者が最初にプレイするにはオススメな国の一つです。
史実では、カスティーリャはアラゴンと同君連合を結び、スペイン王国を形成します。そして、カリブ海、メキシコ、南アメリカに至る巨大な植民地帝国を作り上げることになります。
EU4においてもカスティーリャはヨーロッパだけでなく、世界中にその存在感を示す主要国家になりうる力を持っています。

1444年開始時のカスティーリャと周辺国。(赤は敵対するであろう国、青は仲良くやっていきたい国)
プレイ方針
カステーリャのプレイ方針の中で、最も問題となるのが、フランスの扱い方です。
フランスは大国の一つであり、同盟国として接することで序盤が非常に戦いやすくなりますが、将来的にフランスの扱いに困ることになります。
ですので、序盤の戦略としては、フランスを抑え込むように動くのが最も有効です。
また、イタリア方面も非常に豊かなので、フランスを抑え込んだらイタリア方面への進出しましょう。
軍事的アドバンテージ
実は、最初の30年ほどはカスティーリャにはフランスに対して、軍事的にアドバンテージを持っています。
各国には固有のNational Idea(NI)というものがあり、国ごとに異なるボーナスがあります。基本的にNIはMonarch Power(君主点)を消費して取得するIdeaを3つ取得するとえられるボーナスですが、Tradition(伝統)というゲーム開示時点から保有しているボーナスもあります。
CastileはこのNIのTradition(伝統)のボーナスとして、陸軍士気が+15%になる効果を最初から保有しています。プレイ序盤においては、このボーナスをうまく使っていきたいところです。

Tradition(伝統)で陸軍士気が+15%になる効果がある
また、Castile固有のMissionであるPrepare Reconquistaも上手に使いましょう。これは、陸軍および海軍ユニットをそれぞれForce Limit(扶養限界)まで作成し、Manpowerを最大値の6割まで貯めて、General(将軍)を1人保有することでロックが解除されます。有効化すると、その時点から15年間陸軍および海軍士気に+5%のボーナスが得られます。(こちらは戦争前に解除すると有効に使うことができます。)

Prepare Reconquistaミッションをクリアすることで士気にボーナスあり
ちなみに、グラナダを征服し、キリスト教化した後、さらにNorth Morocconにある州を全て取得すると、Complete Reconquista Missionが解除され、陸軍士気にさらに+10%のボーナスを得ることもできます。

イベリア半島からイスラム教徒を追い出した後にNorth Morrocoを領有するとさらに士気にボーナスが得られる
侵略方針
フランスとの戦争
最初のフランスとの戦争では、ブルゴーニュとオーストリアを同盟に引き込んで、協調戦線を張ると良いです。
フランスのピレネー山脈付近にある要塞を2つ取得することができると、フランス側に大きなダメージを与えることができます。

二つとも領有できると戦争が楽になる
また、Gasconyのコアを取得して属国として独立させると、Gasconyの領土を要求して戦争が起こせるようになります。その戦争に勝利すれば、フランスの領土を大きく削ることができます。
ちなみにGasconyを属国として独立させるときは、Labourd以外の土地を取得しましょう。
Labourdは主要文化がスペイン系のBasqueであり、ここを領有してもGasconyを独立させることはできません。

Labourdは主要文化がBasqueであるため、単体ではGasconyとして独立できない

ブルゴーニュ継承時
運にも左右されますが、ブルゴーニュ継承が叶えば、フランスの参戦がないことを確認したうえでProvenceに対して破門CBを使用します。Provenceを征服し属国とすることができれば、フランス拡大を防ぐことができますし、ジェノアノードでの自国のシェアを高めることができます。
また、ProvenceにBritannyを侵略させることで、フランスの西への拡大を防ぐことにもなります。
イタリアとの戦争
1600年までにジェノアノードを征服し、首都をジェノアノードに移すべきです。教皇領と仲の悪いイタリアの中堅国家を破門して征服しましょう。
いずれかのイタリアの中堅国家を征服できたら、属国として独立させて、残りの領土を征服しましょう。Aggressive Extensionを抑えることができます。
ポルトガルとの戦争
フランスやイタリアとの戦争の合間にポルトガル侵略を始めましょう。ポルトガルを併合するか、弱体化させて属国としましょう。(属国とする場合には、ポルトガルにコアを返還しないと、お金がなくて植民が進みません。)
ポルトガルを侵略する場合は、1440年代のうちか、イングランドがフランスと戦争していて、ポルトガルに手が回らない時がオススメです。ポルトガルが有力な同盟国を得られなくなれば、その後は自由に侵略できるようになります。
同盟国
アラゴンの扱い
アラゴン国王に後継者が現れなければ、Iberian Weddingというイベントで同君連合にでき、最終的には併合することができます。
したがって、アラゴンには開発が進んでコストのかかる土地を与えることがオススメです。ジェノアノードの土地や北アフリカのtrade centerを与えましょう。異文化・異教徒の土地である北アフリカは征服には不向きですが、trade centerについては所有する価値があります。
ただ、アラゴンに領地を与え過ぎないように注意しましょう。Decisionでアラゴンを併合できなくなります。

まとめ
カスティーリャは自由度の高い国ですが、どのように進めるか迷うことと思います。
プレイが進むにつれて、フランスの存在に悩まされるようになると思うので、フランスを早めに叩いておくと、後々楽になります。
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