PCの処理速度の要であるCPUのベンチマークを一覧にしてまとめてみました。
ベンチマーク一覧
以下に示したものは、自作PCに使用するデスクトップ用のCPUのベンチマーク一覧になります。
ベンチマークの値は、 PassMark PerformanceTestの結果を参考に作成しています。
(スマートフォンだと型番が切れてしまっているものもあるので、バーをタッチしていただければ、型番も見えると思います。)
解説
Core i9シリーズ
上位はintelの「Core Xシリーズ」で知られる「Core i9」がずらりと並んでいますね。
ベンチマークの数値としてはかなり優秀です。これは、i9シリーズがコア数やスレッド数に優れているためです。
マルチスレッド性能が高いため、動画のエンコードなどの処理に向いているCPUです。
価格も高価なので、どちらかというと業務用として使用されます。
ただ、これらはCore i7と比較して、シングルスレッド性能が低いので、ゲーム用や通常の使用には不向きなCPUです。
一般的な使用を考えるならば、選択肢には入って来ませんね。
Ryzen Threadripperシリーズ
続いて、目につくのがAMDの「Ryzen Threadripperシリーズ」です。
こちらも位置づけとしては、業務用としてのCPUになります。
Core Xシリーズへの対抗馬としての存在ですが、Core Xシリーズと比較すると、コスパのよさはずば抜けています。
「AMD Ryzen Threadripper 2950X」の価格を、ベンチマーク数値で同程度の「Core i9 9920X BOX」と比較してみます。
2019年5月時点の価格.comの情報によると、「AMD Ryzen Threadripper 2950X」は96779円、一方で「Core i9 9920X BOX」は146774円と、かなり価格差があることがわかります。
Core i7シリーズ
ハイエンドの自作PCを組むなら第一候補に挙がってくるのが、Core i7シリーズです。
Core i7 9700Kは定格3.6GHzでターボブースト時には4.9GHzまで上がります。
シングルスレッド性能も非常に高く、オススメのCPUです。
Ryzen 7シリーズ
コスパで考えると、Ryzen 7シリーズは最高の選択だと思います。
シングルスレッド性能はcore i7シリーズにひけを取りますが、マルチスレッド性能を含めたベンチマークでは同程度のi7シリーズの価格の6~7割で購入できるものもあります。
Core i5シリーズ
価格と性能のバランスが良いのがi5シリーズです。
コア数こそi7に劣りますが、シングルスレッド性能は高く、一般的な使用であればi5で十分すぎる性能です。
Ryzen 5シリーズ
最高のコスパを持つのが、Ryzen 5シリーズです。
Ryzen 5 2600Xは第7世代のcore i7 7700のベンチマークを軽々と超えてきます。
安価に動画エンコードをするなら、Ryzen 5シリーズで組むのが正解だと思います。
Core i3シリーズ
core iシリーズを最安で使用できるのが、i3シリーズになります。
できるだけ安くしたい、でもAMDのRyzenはシングルスレッド性能がちょっと低い・・・。
そんな方にオススメなのが、core i3シリーズになります。
最新型のi7やi5には及びませんが、Core i3 8100はRyzen 7 2700のシングルスレッド性能をも超えてきます。
まとめ
CPUのベンチマークとそれぞれのシリーズの特徴をまとめてみました。
ベンチマークはマルチスレッド性能で評価されているため、Ryzenのコスパのよさが際立ちますね。
少しずつ追記していきたいと思います。
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