こちらの記事でも紹介していますが、「EKEN H6S」は比較的リーズナブルな価格であるものの、Ambarella製A12チップセット及びPanasonic製センサーを搭載したミドルクラスのアクションカメラです。
ただこのアクションカメラには重大な欠点があります。重大という程でもないかもしれませんが、、、。
それは、三脚穴が付いているネイキッドフレームを取り付けると、USB給電ができなくなるということです。以下の写真にもありますように充電するUSBの口がネイキッドフレームを取り付けると塞がります。
そこで、今回はピンバイスとミニドリル、棒やすりを使って加工してみました。
購入したもの
いくつか器具を揃えてみました。
ピンバイス、ミニドリル、ニッパー、棒やすりです。
ピンバイスはタミヤ製のものです。手元はエラストマーというゴム状の弾性物質です。滑り止めになります。
ミニドリルはPROXXON製です。材質はハイス鋼です。ドリルですので、モリブデン系であると思われます。
ニッパーと棒やすりはダイソーです。
ダイソーには売っていませんでしたが、開ける口が小さいので、ニッパーは薄刃のものの方が好ましいです。
加工手順
続いて、加工手順です。正直、このような作業をやるのは初めてだったので、上手くいくか不安でした。
加工手順は以下のように進めました。
2.ドリルで開ける口の縁に沿って、穴を開ける。
3.ニッパーで穴をえぐる。
4.やすりで形を整える。
1.開ける大きさを決める
まずは開ける大きさを決めます。
入れた後のUSB口の位置をなんとなく頭に入れます。
2.ドリルで開ける口の縁に沿って、穴を開ける
続いて、穴を開けていきます。
3.ニッパーで穴をえぐる
ニッパーで穴をえぐっていきます。
4.やすりで形を整える
やすりを使って穴の形を整えていきます。
少しずつ削って、形を整えます。
ネイキッドフレームを装着したまま、USBケーブルを刺すことができるようになりました。
まとめ
ネイキッドフレームを装着したままでUSB給電ができるようになりました。
この程度のプラスチックの加工であれば、ピンバイス、ドリル、ニッパー、棒やすりがあれば簡単にできることがわかりました。
これで、充電しながら撮影することが可能です。
タミヤのピンバイス、ちょっとした加工に役立つ工具です。取り回しやすいので持っておくと便利だと思いました。
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